2018年06月26日

模試の解き直しはとても重要

E-style錦糸町校の沖です。

約1か月後には夏期講習が始まります。「夏を制する者は受験を制する」と言います。その夏を制するために、夏休みが始まってから夏休みにすることを決めていていいのでしょうか。答えは否です。では、準備はいつすると良いのか。それは夏休みまでのこの1か月です。上半期(2~7月)に模擬試験をいくつか受けてきたはずです。その解き直しは完全にできていますか。同じ問題を今解いて時間内に完答できますか。自分の弱点に気づいていますか。弱点を克服する準備を整えていますか。夏休みを十二分に活用するために、夏休み中に自分のどの弱点を強化するのか、何をして強化するのかを、今この時期に考えて計画しておきましょう。

昨年のこの時期に、こちらのブログで書いた内容を再掲します(一部改訂しました)。模擬試験を効果的に利用するにはどうすると良いのかを知って、実際にそうしてみてください。

まず、模試は弱点を発見するために活用するものです。本番に臨むにあたってどこを強化すると良いかを教えてくれるものです。結果が返ってきたら、たとえば統一模試ですと、教科別答案用紙の横に詳細分析の表がついていますから、その中の「再学習」の欄に▼マークがついている問題は、すぐに解き直しをして必ずできるようにしておかなくてはいけません。これは「正答率の高い問題なのにあなたは×でした」というときにつく記号です。正答率が高いということは問題が易しいということですから、解けるはずです。でも、間違えたのです。こうした問題で間違えると、他の受検生と差がつきますから、絶対に正解できるようにしましょう。そして、仮にその問題を正解していればあと○点上昇していた、というところまで考えるのです。解き直しをする気力が生まれてきませんか。

そもそも、まちがえた問題を解き直すとき、どう解いたのかが問題用紙に残っていなくては解き直せません。そのため、模試当日にしなくてはいけない大事なことがあります。それは、解くときに使った筆算や書き込みなどを消さずに残すことです。そして、解答を答案用紙に書いたら、問題用紙にも解答を書き残しましょう。選択問題の場合は、アイウエの上から○を付けるだけで構いません。

解き直しは2度行います。1度目は模試が終わった直後。2度目はその後に結果が返ってきたときです。2度行うことで、一度では忘れかけていた解き方を定着させやすくなります。模試専用の解き直しノートを用意して、そちらにすべて解き直すようにしましょう。受験直前に自分の弱点がずらりと並んだノートを見て、自分だけの参考書のように使うことができます。

さらに、解くのにかかった時間(分)を問題用紙に書き残すことができるならベストです。大問ごとでもかまいませんし、小問ごとに書き残す余裕があるならそれでもかまいません。あとで正答率と自分の正誤と見比べると、時間をかけてはいけなかった問題やもっと時間をかけてしっかり解くべきだった問題があったことに気づくでしょう。

模擬試験は、結果に喜んだりがっかりしたりするものではありません。その後に届く採点答案と帳票を見て弱点を知り、どこを伸ばせば合格ラインを超えるのかを知るものです。上手に活用して学力を伸ばしましょう。