2018年05月18日

科目横断型授業って?

E-style巣鴨校の小学部では、小石川中の専門対策を行っています。そして、小石川中は一般的に「理系の学校」と言われていて、入試問題もハードな理科の問題がならんでいます。ところが巣鴨校の小3は、国語の授業しかありません。しかし、特別な教材を用い、特別な授業=科目横断型授業を行っています。今週はその様子をすこしご紹介します。

使っている教材は、「読解はかせ」というものです。身近なふしぎをテーマにした説明文が並んでいます。つまり、「理科」の内容です。たとえば今週のテーマは、「目をつぶるとまっすぐ歩けないのはなぜ?」というものでした。そして、その内容理解を確認する読解問題(「国語」の記述問題)が並んでいます。しかし、その文章を淡々と読んで、黙って解答し、先生が丸つけをしてまわるわけではありません。手を動かし、体を動かし、想像力を目いっぱいつかって、みんなでテーマについて考えます。あたっていても間違っていてもいいので、それぞれが自分の考えを発表します。先生はそれを聞いて相槌をうち、コメントを返します。つまりは会話です。一方的に教えられる授業ではありません。だから、その会話が広がってやがて答えが出たとき、みんなが「そうか!」と叫びます。

 

読んだ内容は、もしかしたらいつか忘れてしまうかもしれません。しかし、その「そうか!」という気持ちは、これからの受検勉強にとって重要なエネルギー源になるはずです。今週の最後の問題は、「目の見えない人が人ごみのなかを歩くときどんな危険があるのか。」を自分なりに考えるというものでした。入口は「理科」の授業でしたが、最後の問題は「社会」です。共通するのは、みずから考えること、その考えをみんなに聞いてもらうこと。

これがE-styleの「科目横断型授業」です。