2017年05月19日

賢さにもいろいろありますが

小学部主任の沖哲弥です。

賢さにもいろいろな種類があります。思いつくままに並べてみますと、要領が良い、洞察力がある、分析力に秀でている、頭の回転が速い、思慮深い、判断力に優れる、直観力が図抜けている、などなど。ゆとり教育が導入される前は、テストで点が取れる人が「優等生」でしたが、今は、最後までやり抜く力、周囲を巻き込む表現をする力、じっくり黙って取り組む力、先を見通す洞察力など、学力をもっと広く、人間力という意味でとらえ直す動きが起きています。

これを公立中高一貫校受検を目指す子どもたちに当てはめて考えてみると、すべての能力をずらりとそろえる必要はないことに気づきます(そもそもすべてを鍛える時間はありません)。小4や小5の頃は、最後までやり抜く力やじっくり取り組む力が大切です。途中まで分かってあとは面倒だからいいや! という勉強の仕方では、賢い子にはなれません。しかし、受検が迫る小6では、限られた時間の中で、解ける問題を確実に解く要領の良さや判断力に、より重点を置いて鍛えなくてはいけません。特に両国受検生は、頭の回転スピードと文字を書く速さがものを言います。塾から出る大量の宿題を嫌々でも高速にこなす子どもは合格に近づいていると言えます。そういう意味では、他にやりたいことがあるから勉強なんてちゃっちゃと済ませたいというやり方で勉強するのは効果的なのです。