2017年10月07日

平成29年度入試 数学分析

中学部主任の實方友輝です。涼しさから寒さへ変わるとともに、木々も色づき始めました。都立入試まであと4か月強です。(※千葉入試まであと3か月です。)本当に早いものですね。ここからが勝負です。諦めない、挫けない、振り向かない。まだまだ成績は伸びます。さて、今回は中学部数学担当より昨年度の分析をお伝えいたします。

中学部数学科担当の野尻です。9月になり、中3生は入試まであと約半年です。

さて、7月に昨年度都立入試におけるグループ作成問題について、實方より国語の傾向、分析、対策などをお伝えしましたが、今回は数学に関してお伝えします。

まず、今年平成29年度、東京都立グループ作成校の数学の平均点は以下のとおりです。

日比谷 61.5点 西 58.2点 戸山 62.2点 青山 55.6点 新宿 62.1点

ちなみに、日比谷・西・青山高校の国語・英語の平均点は約70点ですし、理科・社会に至っては平均約80点です。それと比べて数学の平均点は低いです。ところで、平成30年度受験では自校作成問題に戻ります。過去に都立戸山高校では平成24年度の数学の平均点が37点,都立西高校では32点だった年もあります。よって、高校入試で数学がカギとなる生徒が毎年多くいます。合格するためには、数学が苦手な生徒でも最低60点以上が目標です。もちろん、得意な生徒は80点を目標にしてほしいです。今日は、これからその目標点を突破するために必要な力を養成するためのアドバイスをさせていただきます。

数学の自校作成の入試問題は、例年4つの大問で構成されています。

1…計算一行問題+作図 【5題 25点】

2…関数 【3題 25点】

3…平面図形 【3題 25点】

4…空間図形 【3題 25点】

※西高校は大問4が余りに関する問題でした。学校によっては少し出題傾向が違うところもありますのでご注意ください。

どの大問にも必要な力は基礎力と判断力です。基礎力とは、『中学3年生までに中学校で学ぶ基本的な問題が解ける力』です。都立自校作成校の問題は共通問題と比べて難しいのですが、その難しさはどの解法を使って答えを導けばよいかが引き出しにくいところにあります。それを引き出す訓練は学校だけの勉強だけで身に付けるのは困難であるため、過去問演習や塾での演習で身に付けていきます。その中で、わからなかった問題をどのように解くのかを考えることがとても大切です。そして、自分の力でそれを引き出す訓練を繰り返し行っていくことで、徐々に自校作成校の問題が解けるようになっていきます。その学習をしていくための準備として基礎力が必要なのです。基礎力があれば解答を見て自分で解法を考え、理解できるようになります。数学はそのような時間がとても大切です。

今回特に強くお伝えしたいことは、学校での学習内容を甘く見てはいけないということです。基礎力がないと、難しい解法も理解できません。都立突破に必要な基礎力を身に付けるために、まず絶対に学校での学習内容は完璧にしてください。定期テストでも常に90点以上取れるようにしましょう。