2021年12月11日

あいまいな表現こそ絶好の機会

「この問題、途中からごちゃごちゃしてよくわからなくなりました」

どう解いたかを聞いたときによくでてくる返答です。さあ、私は何を言うでしょう。

今回は、およそ1ヶ月ぶりの「中学部主任が伝えたいことシリーズ」第2弾です。E-style中学部の数学科教務主任の遠藤が受検に向かう中学生へメッセージを送ります。

さて、冒頭の問いかけですが、いかがでしょう。

私は、「どこで、何をしようとしたら手が止まったのかを教えてください」と返答します。

数学は、必ず手順を踏んで答えを導きます。したがって、「ごちゃごちゃ」するら直前には何かを求めるために公式や性質を使おうとしたはずです。
何を求めようとしたのか、そのために使おうと思った知識はなにか、結果として使えたのか、これらの情報が整理できてはじめて「手が止まった原因」がわかるのです。

そして、次のステップに進めるのです。では次のステップとは何でしょう。

たとえば、原因が「中点連結定理を使うことに気づけなかった」としましょう。では、なぜ気づけなかったのでしょうか。
問題文にあるヒントをみていなかったのか、ヒントは見ていたが別の知識を使おうとしていたのか、そもそも使う予定にしていなかったのか、
問題を解いたときの自分を振り返ることで「手が止まった原因の理由」がわかります。
この「未発見の原因探求」こそが学習定着の秘訣です。

私の授業では、授業でも宿題でもこの会話を徹底しています。原因が特定できれば、最善の対策が打てるからです。
そうすることで、努力に対して最大の効果を得られるチャンスをつかめるのです。
中学生にとっては、まさに絶好の機会だと私は感じています。

難しい、という状態
解けません、という事実

これは誰でも生じます。

その後、どこが難しいか、どこで解けないかを特定する

これは、意識して解き直しをしないとできるようになりません。これができれば上位生です。

特定したところで手が止まった原因をつかむ

ここまで出来れば、最上位生です。

E-syleはここまで指導します。

ぜひ、ご体感ください。お待ちしています。