2021年08月19日

この半年間をどのように過ごせたか、残り半年間をどのように過ごすべきか

吉祥寺校の林川です。

受検まで半年となる時期を迎えましたが、夏の学習の調子はいかがですか?イメージしていた通りの学習ができていますでしょうか。
適性検査の対策学習は“手探り学習”の特徴があり、私立中受験の学習のように「こんな勉強を、これだけやったから、できるようになった」という実感がつかみにくい学習ですから、夏が半分以上過ぎた今、
夏の学習を振り返ってみると「何ができるようになったか」が説明しづらい状況にあると思います。

私立中受験や高校受験の学習は基本的に単元ごとに進んでいきますから、頭の中の“知識の引き出し”には“単元タイトル”が貼ってあり、国語の読解問題の引き出しの列には“指示語や接続語の問題”とか、
“脱文補充の問題”とタイトルが貼られており、それを開ければその種類の問題の“解き方”が入っています。社会の引き出しの“江戸時代”のタイトルが貼ってある引き出しを開ければ、“政治”、“税金”、“将軍”、“戦”などの
ファイルが保管されており、その中を見れば“覚えた知識”が入ってるはずです。ですから、頭の中にある知識の引き出しから抜け落ちてしまった知識を“入れ直す”ことや、“分類して整理し直す”ことが小6の夏の勉強の
メインテーマとなります。秋以降の入試問題演習では、それらの“引き出し”を開けながら問題を解いていき、引き出しの中に入っていなかった知識を補充したり、出題傾向が分かってくれば「この学校はこの引き出しを使う必要は
なさそうだ」と学習領域を絞っていく・・・そんなイメージで進んでいきます。

一方、適性検査対策学習の場合はどうでしょうか?受検生の皆さんの頭の中の引き出しには“タイトル”が貼られていますか?問題演習の後の解説を聞いて「そうだそうだ、そんなこと前に教わった・・・」「それを使えば
解けたのか・・・」と感じることはありませんか?せっかく習った事があるのに、それを使わず自己流で解いてしまう・・・これが適性検査対策の最大の落とし穴です。

そんな落とし穴にはまらないようにするにはどうしたらいいでしょうか。
まず、授業が終わるたびに「今日は何を習ったのか」を“思い出す”勉強をして下さい。理想は「今日は何を教わったの?」と聞かれたとき「今日はこれとこれを教わった」と即答できる状態です。
それに答えられるようにするには、授業中に集中することはもちろん、「ひと言も聞き逃すまい」「問題を解くときに使えそうなことはすべて書き取る」という心掛けが必要です。
そして、頭の中の引き出しに“タイトル”を貼ってください。『対照実験の記述のコツ』でもいいですし、『社会資料の着眼点』でもいいでしょう。自分なりに工夫して分類していけば、頭の中の引き出しは整理され
問題を解くときに「そうだこれを使おう」とスムーズに引き出しが開けられるはずです。

これからの半年は「分析」と「対策」が学習の中心です。自分の『頭の中の引き出し』の弱点は何か、強くするにはどんな勉強をしたらいいのか。迷ったらすぐに先生に相談しましょう。
残り半年、効率的な学習で成果を上げていきましょう!


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