2021年07月08日

夏の過ごし方

巣鴨校小学部主任の山敷です。

今日(7月9日)は、来年度の東京都公立中高一貫校の入試日まで、「残り209日」という日です。
E-styleが夏期講習期間に入る7月18日は、「残り200日」。
夏期講習期間は45日間。
それが終わった9月1日は、「残り155日」。
それから後は、まるで砂時計の砂が落ちるように、時間はどんどん過ぎていきます。

砂時計は本当によくできた道具です。これほど「時間」というものをうまく表したものは、なかなかありません。
ひっくりかえしてすぐは、ほとんど砂の量に変化がありません。
どれだけじっと見つめていても、時間はほとんど動いていないように見えます。
それが半分をすぎると、砂が減るのが目に見えてわかるようになり、
そして最後は見ていて切なくなるほど一瞬で砂が落ちきってしまいます。
じっと最後まで見ていた人は思わず砂時計をひっくりかえして、
もう一度時間を元に戻そうとしますが、現実の世界ではそうはいきません。
時間は元にもどりません。

夏休みの学習で一番大切なのは、初日にどこまでがんばるか、です。
「明日にしよう」と思ったら、もう夏休みは台無しです。その次の日も「明日」のことを考えるだけです。
しばらくして時間がなくなっていることに気がつき、「今から何ができるか」を考えているうちに、
砂はさらに少なくなっていきます。

あと1週間で、夏に向けた準備をしっかり整えましょう。
ノートは用意しましたか? 1学期のノートは整理しましたか? タイマーの電池はなくなっていないですか? 
シャーペンの芯は十分に余っていますか?
いざ勉強を始めようとしてから消しゴムがないことに気づいたことを想像してください。
それを買いにいってもどってきたら、なぜかはわからないけれどYouTubeを見始めているかもしれません。
何度も「勉強を始めよう」と思うことは、できないからです。

よく「やる気が出なかったらどうすればいいですか?」という質問を聞きます。
私自身はあまり「やる気が出なくて困ったな」と思うことがないので、的外れな答えになるかもしれませんが、
「やる気が出なくても、まず机の前に座ること」をおすすめします。
そこで本を読んだり、ゲームをしてはいけません。
時間になったら、ただ机の前に座って、ぼんやりするということです。
他に何もしなかったら、しばらくしたら「ちょっと算数の問題解いてみようかな」と思うはずです。
一度始めたら、その後はするするっと進むのではないでしょうか。

また、「途中でやる気がなくなったらどうすればいいですか」という質問も聞きます。
これは身に覚えがあります。
私は長いあいだ何かに取り組むとき、最初に箱を2つ用意します。
そして右側の箱に終わっていない宿題をすべて入れます。
終わるたびに左の箱に移していきます。
しばらくすると、左の箱の重みが感じられるようになります。
一日の終わりにそれを見ると、「明日もこの箱をもっと重くしよう」と思い、
朝見ると「今日もこの箱を重くしよう」と思います。
貯金と同じですね。ある程度たまると、もっとためたくなる。
そういうふうに自分をもっていく、ということです。

E-styleの先生たちは、そろって宿題を出すのが好きな人たちです。
そういう人たちが客観的にはどう見えるかはわかりませんが、この宿題を終わらせてくれたら、
みんな合格できるだろうと思います。

初日です。
そして、初日を迎える前の準備です。

<巣鴨校、小6の宿題の一部>