巣鴨校の山敷です。
今週の小5の授業は、「植物の発芽条件」がテーマでした。
すでに何が発芽に必要な条件なのか知っている生徒も多かったですが、一度その「知識」を忘れ、それぞれ7つずつ仮説をたててもらいました。
そのうえでグループになって、それぞれの仮説を確かめる実験方法を考え、最後にみんなの前で発表します。
聞いている人たちはその発表に対して、様々な疑問を投げかけます。
たとえば、「その方法だと、温度と一緒に日光の条件まで変わってしまいませんか」というように。
言われた側も、時には納得し、時には反論を返します。
驚くのは、他の班の発表内容を、一度聞いただけでみんなよく覚えていることです。
人の話の吸収力が、子供は大人の何千倍もあるように感じました。
その年齢でこうやってグループワークをやることやディスカッションを重ねることには、まちがいなく意味があります。
次のグループワーク授業のとき、みんながどこまで成長しているか楽しみです。