E-style中学部理科主任の川上です。
長引いた梅雨も明け、本格的な夏の到来を感じる今日この頃。
ただ、急に気温が上がったせいか、体調不良を訴える方も多くなってきたように感じます。
夏休みも折り返し地点に到達しました。そんな状況下でも、子どもたちは、この夏に勉強に励み、
志望校合格を掴み取ろうと努力しています。非常に逞しく、頼もしく感じます。
ただ注意しなければならないことがあります。
それは、体調管理です。
夏だけではないですが、夏だからこそ特に注意が必要な熱中症・脱水症状に絞り、
どのように注意して生活していくかを記載致します。
そもそも、熱中症とは高温環境下で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、
体内の調整機能が破綻するなどして、発症する障害の総称です。
人は恒温動物ですから、体温は狭い範囲内で調整しなければなりません。
体温が上がった場合には、汗をかき、汗が蒸発する際に熱を奪ってくれるため、体温を下げています。
ですが、汗をかくことは体内の水分が減ることを意味します。
また汗をかくと、水と電解質で構成される体液が失われます。
その補給ができていないときに脱水症状になります。
症状は、めまい、立ちくらみ、大量に汗をかく、頭痛、吐き気などさまざまです。
上記を防ぐためのポイントは
①こまめな水分補給+塩分補給
⇒スポーツドリンク、梅干しなどを摂取しましょう。
②涼しい環境
⇒体温の上昇を防ぐ
③ミネラルの補給
⇒体内環境を整える。
ちなみにミネラルはカルシウム・リン・カリウムなど必須ミネラルは16種類あります。
野菜、魚介類など、さまざまな食べ物にミネラルは含まれています。
ですので、好き嫌いせずにバランスのとれた食事を心がけてください。
以上のことに注意しながら勉強に邁進してください。
体調が万全だからこそ、質の高い勉強ができます。
その意識を念頭において自分の夢に向かって一歩ずつ前進しましょう。