2021年02月26日

2021年度都立入試を終えて

国語科主任の實方です。今年の都立入試が終了しました。自己採点の結果、いろいろと思うことはあるかと思いますが、結果は当日までわかりません。写真はここまでの合格です。あとは都立。結果発表を待つのみです。本日からは各教科主任より、今年度の自校作成入試問題分析をお伝えいたします。3月7日の入試分析会にて詳細はお話ししますのでブログでは大枠のみにとどめます。詳しい内容を知りたいという方は3月7日入試分析会へご参加ください。
まずは国語から。全体的に目立った傾向が2点あります。1点目は漢字の難化です。自校作成問題になって以降日比谷・西では顕著な傾向でしたが、今年は他の自校作成校でも難化しています。特に書きの最後に四字熟語を出題する学校が増えました。以下に一例をあげます。皆さん、書けますか。挑戦してみてください。

①メンジュウフクハイせずに、言いたいことを言うべきだ。(都立新宿高校)
②彼はチョクジョウケイコウな人物である。       (都立戸山高校)

①面従腹背…表面だけは服従するように見せかけて、内心では反対すること。
②直情径行…相手の思わくなど考えず自分の思う通り言ったり行動したりすること。
いかがでしたか。難しく感じた方も多いのではないでしょうか。漢字は、特に四字熟語は一朝一夕に覚えられるものではありません。日頃から意識しておくと良いでしょう。これを書きながら私も中学生の頃を思い出しました。四字熟語の日めくりカレンダーを作成してトイレに置いていたなと。無理なく、かつ楽しんで学習できる方法が良いですね。それは授業でお伝えします。傾向の2点目は、資料が指すところを文章から読み取る問題です。一見簡単なように思えますが、しっかりと論理を把握していないと巧みな選択肢に惑わされるような出題です。日頃から文章を「図式化」する練習をしておくと良いですね。筆者の論の流れを「まとめる」=「図式化する」=復習と考えていただくと良いかと思います。設問アプローチだけでなく、読みのアプローチも非常に大切だということです。最難関都立だからというよりは国語の基本をコツコツと練習し、本当の国語力=文章を理解する力を高めることが合格への一番の近道です。テクニックに走らず、着実に読解力をつけていきましょう。
次回は数学の問題についてお伝えいたします。