新生活が待っている

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執筆者

馬渕 元三

立川校校長・南多摩中等教育学校専門担当

学習計画について

新しい学年での生活が始まります。「1年の計は元旦にあり」という言葉があるように、事に当たっては最初にしっかりとした計画を立ててから臨むことが大切です。新学年になってからの学習の計画は立てられているでしょうか?

小学生の留意点

小学生の方々は、スポーツや音楽などの習い事に変化がある時期かもしれません。4月以降の曜日や時間を確認し、学習時間がどれだけ取れるのかを確認してみましょう。そして、新しい習慣を組み立てるのは学期の途中からでは難しいため、学期の初めから「いつ」「何を」「どのくらい」行うのかを計画してみてください。

たとえば、朝はこれまでより30分早く起きて計算や漢字の練習を1ページ行う、夜寝る前は15分でその日の復習や振り返りをして内容を確認する、などです。

中学生の留意点

中学生の方々で部活動がある場合、学年が上がると忙しくなることもあるでしょう。これまで通りの活動時間なのか、時間が延びることはあるのか、春休みのうちに先輩や友人と確認しておきましょう。そのうえで、学期の初めから定期テストに向けた学習計画を明確に立ててチャレンジしましょう。

たとえば、試験範囲が出てからテスト勉強をするのではなく、前もって問題集は半分進めておく、苦手な教科や単元の不明点は試験の1週間前には完全に解決しておく、などです。

計画の重要性

計画を立てる際、「実行し検証し調整する」ことが重要です。計画表を作って終わり……ではなく、学習を進めるなかで何か障害はないか、予定通りに行えなかった場合その原因は何か、うまくいかない場合は期日までに建て直せるのか、と自己を振り返り成長につなげるわけです。努力して達成可能な程度を確かめながら計画をすることも大事です。無謀な計画は水の泡になることが多いですからね。

E-styleの指導

E-styleの学習では、対面・オンラインといった授業のみならず、自習室の利用により教師と直接相談したり、ご面談や保護者会・生徒集会を通じて学習のアドバイスを受けたりすることで、「自立」をして入試に臨むことができます。これは入試終了後、ひいては大人になってからも身につけておきたい能力です。1年後に大きく成長した姿で桜を見ることができるように、この機会にぜひE-styleで共に頑張りましょう。教室でお会いできることを心よりお待ちしております。

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