合格発表から10日

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執筆者

山敷 淳史

巣鴨校校長・小石川中等教育学校専門担当

受検を通してより深く自分を知ることができたかどうか

E-style巣鴨校の山敷です。

都立中の合格発表から10日が過ぎようとしています。E-style巣鴨校からは小石川中に6名の合格者が出ました。今年の小石川中入試問題は例年よりも計算量が大幅に減少したことが大きな特徴です。一方算数の難易度はかつての小石川らしさを取り戻し、きわめて難しい問題でした。そういった細部における難易度の「ずれ」が受検生たちには大きな影響を及ぼしたようです。毎年感じることですが、小石川中の検査問題において平常心を保って実力を発揮することはとても難しいことです。高倍率の受検なのでちょっとした気持ちの乱れで思うような結果が得られないことはあります。

ただ結果は結果です。大切なのは、受検を通してより深く自分を知ることができたかどうかです。それが未来の自分を支えてくれます。

新小6の生徒たちも受検期の先輩たちの姿をよく見ていたようです。いくつかの場面で、「去年の子たちはこうやっていた」というような発言を聞きます。こうやって教室としての文化が生まれていくのだと、開校2年目にして実感します。お互いに切磋琢磨し、強い心を育てつづける教室であり続けるよう、我々も努力を重ねようと思います。

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