「次」に向けて
受検は「ゴール」ではなく、次への「スタート」
E-style上野校小学部主任の稲垣です。
先日のブログおよびトップページにもあるように、2020年度は白鷗高校附属中に4名が合格しました。開校初年度の「上野校1期生」たちが、1年間全力で取り組み続けてくれた結果です。特に難易度の高い適性検査Ⅰについては、合格した子たちに手応えを聞いてみると、白鷗高附中の出題傾向に合わせた読解・作文の練習を繰り返してきた成果が出せているように感じます。学校側の「想い」が最も強く表れている検査問題だからこそ、そこに向けた対策が合格のカギを握ることが再確認できました。次年度の小学6年生の授業も先々週からスタートしています。子どもたちの中で「次は自分たちの番だ!」という気持ちが特に強くなるこの時期だからこそ、合格に向けて必要なことを日々伝えていければと思います。
合格させてあげられなかった子たちに対しても、しっかり次の目標を定めて、そこに向けて努力を続けることの大切さをくり返しお話ししています。厳しい結果を受け止め、落ち込み、涙を流した子もいます。大切なことは、それを「忘れない」ようにしながら「引きずらない」こと。受検は「ゴール」ではなく、次への「スタート」です。中学校生活で最高のスタートが切れるよう、今月から「中学入門講座」で英語と数学の先取り学習を始めています。気持ちを切り替えて、新しいことを目を輝かせながら学んでいる子どもたちの姿は本当に頼もしいです。3年後に「中学受検では悔しい思いをしたけれど、頑張って良かった!」と笑顔で言ってもらえるよう、引き続き全力で指導していきます。
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