合格力を身につける段階へ

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執筆者

石原 裕一郎

公立中高一貫校受検指導統括責任者

都内公立中高一貫校対策の対策ゼミ

E-style受検指導統括責任者の石原です。
小学校内容を夏までに身につけたみなさんにとって、これからは入試問題を通して合格力を身につけていくステージに入ります。
志望校が求めるものをしっかりと理解して、いま不足している力を補っていく学習を大切にしてほしいと思います。

志望校が求める力を効果的に習得するために、E-styleでは、各校舎が都内公立中高一貫校対策の専門館として対策ゼミを実施しています。
各校の専門担当が経験の中で培った「合格する生徒の姿」をもとに、カリキュラムや指導内容を毎年ブラッシュアップしてみなさんを合格に導くための指導を展開しています。

 

適性検査では記述問題の対策

ご存知のように、適性検査では記述の問題が多く問われますが、小学生ははっきりとしたルールをまだ感覚で身に付けていないため、減点されてしまう答案を書くことが多いです。
たとえば、A案とB案それぞれの特徴を示しなさいという問題に答えるとします。
このとき「A案はイラストがあってわかりやすいが、B案は文字が多く読みづらいという特徴がある」のように、特定の案に肩入れした文章を書いてしまうことがあります。
こうした書き方の癖は、授業で発表してその場で訂正されることで、効果的に改善していきます。
実際に上記の解答をしていた生徒に、2つの案のメリットを同じ視点から列挙するように意識してもらうことで、「A案はイラストがあってわかりやすいという特徴が、B案は多くの情報が示されているという特徴がある」のように、自分の感情を交えない、しっかりとした答案を書けるようになりました。

 

次代を担う子どもたちに必要な力が、受検でも求められる

都内の適性検査では、数年前に比べてより「思考力」や「コミュニケーション力」が求められるようになったと感じます。
Withコロナによる学習環境の変化や地元開催のパラリンピックにより多様性への理解が深まっているからこそ、次代を担う子どもたちに必要な力として、これらの力はより重要度を増しているのかもしれません。
毎年多くの合格者を指導してきたからこそわかる「変化」も取り入れた、充実した指導をお約束します。
ご興味がありましたら、志望校の専門館にお問い合わせください。

入試まであと139日。
短いようですが、できることはまだまだあります。
自立・自走できる受検生を目指して、すべきことを一つ一つ、丁寧に進めていきましょう。

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