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執筆者

今井 正人

三鷹中等教育学校専門担当

小学校では3月の下旬に終業式や卒業式を控え、現学年の締めくくりを迎えようとしています。4月になると、今年、受検をした6年生たちは中学1年生に、5年生はいよいよ最高学年の6年生へと進級します。毎年、この時期になると新しい学校や新しいクラス、担任の先生がどのような人かなど4月以降の新生活に思いをはせている子どもたちの様子が見られます。新たな出会いに期待している子もいれば、環境が変わることや次学年の学習についていけるかと不安な気持ちになっている子もいます。特に都立中を目指す子にとっては小学校の成績が大切であるため、担任の先生がどのような人になるのかを気にする子が多くいます。しかし、そればかりは4月の新年度を迎えてみないとわかりません。先のことばかりを考えすぎて、今やるべきことを疎かにしてしまうことがないように注意する必要があります。

 

では、今やるべきこととは何か。学習面においては、春休みに向けて現状の自分の課題を明らかにしておくことです。各教科で不安な単元はないか、教科書を見返してみて抜け漏れがないかを確認することが大切です。

 

春休みの学習のテーマは、現学年の「総復習」です。春休みを利用して、今の学年で習ったことを復習することで、4月以降の学習面への不安を少しでも取り除いておくことができます。春休みは小学校からの宿題が基本的にありません。そのため、個々の課題に向き合う時間が多く取れます。算数の重要単元の復習や国語の文法事項の確認など、苦手分野を克服する最大のチャンスが春休みです。この期間にきちんと復習し、次学年への準備をできるかが、4月以降の新学年での成長につながっていきます。

 

E-styleでは、2月に小学部は新年度を迎え、すでに新学年の授業がスタートしています。新小3~新小6の生徒たちがそれぞれの目標に向かって努力を重ねています。春期講習では、2・3月で学習した内容を復習し、4月からの学習に備えます。新学年に向けて都立中受検をお考えの方は、4月からではなく、ぜひ春期講習からご参加ください。

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