「判断力」「表現力」を問われる適性検査
責任者の堀隆一です。
前回は宮田から公立中高一貫入試の現状について説明しました。今回は適性検査の問題について触れたいと思います。
大学入試改革や学習指導要領の改訂でも育成すべき力として注目されている「思考力」「判断力」「表現力」を問われる適性検査問題。解法を学んで解答を出すのとは違い、自身で課題を発見し、判断し、自分なりの意見を表現するという、自分の意思が必要とされる問題に取り組まなくてはいけません。
合格する子は、大人でも解くのに一歩たじろいでしまうような問題にも、前向きに時間内で適切にチャレンジしていきます。ざっと眺めると解答欄の大きさや文章量の長さに圧倒されますが、丁寧に文章を読むと、扱われる題材には身近なものが多く見られます。適性検査問題に正しく取り組める子は、「自ら」その問題に「素直に」取り組み、自分なりに考えてみる姿勢を持っています。また、考えればわかるはずだという経験や自信を持っている子であることが多いです。
「自ら」考えようとする学習姿勢が必要
難度の高い問題の解法を覚えるより、普段の生活でさまざまに起こる日常の事象に「自ら」考えようとする姿勢が、後々の適性検査問題の取り組みに良い影響を与えます。合格には机上の勉強も必要ですが、日常の事象に興味を持ち、自分なりに考えてみたり表現してみたりすることが大きな力になっていくでしょう。
E-styleは「思考力」「判断力」「表現力」に特化した授業を実施しており、主任の沖が意識していることの一つに、普段の学びの意識付けがあります。是非普段の生活に眠る貴重な題材に目を向けてみてください。
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