信じられるのは自分だけ

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執筆者

實方 友輝

最難関都立高校対策指導統括責任者兼国語科教務主任

都立入試まであと24日。自信の度合いを高められるように。

「何が真実かなんて誰にもわからない。自分の目で見たことしか信じない」

私が肝に銘じていることです。E-style中学部担当の實方です。「信じる」という言葉はきれいだけれども、そんな言葉はまやかしに過ぎないと思います。この世の中にあるものすべてが虚構かもしれない。この現実と呼ばれるものは、実は実験室の中かもしれない。ゲームの中かも知れない。それを違うという根拠はどこにもないですよね。しかし、絶対に間違いないことは今自分が見ている景色と心境。受験においてもどれだけやってきたかは自分しかわからない。たとえ1日10時間勉強してきたって自負する人がいてもそれは本人にしかわからない。本当は嘘かもしれない。本当に努力したという点を知っているのは自分だけ。それが線になっていると感じられるのも自分だけ。それだけが真実です。

 

5月のブログでも同じことを記述しましたが、過去は変えられないけれども、過去を振り返ったときにどう思うかは自分が今どう生きるかにかかっているということです。過去からの原因論的思考ではなく、未来を見据えた目的論的思考を持つことが大切ですね。

 

都立入試まであと24日。まだ時間はあります。当日信じられる自分=自信の度合いを少しでも高められるよう、残りの日々を過ごしましょう。

 

中3英語入試直前演習中

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