変わる時代と変わらぬ理念

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執筆者

實方 友輝

最難関都立高校対策指導統括責任者兼国語科教務主任

今後は「映像型授業」「オンライン型対面授業」「通塾型対面授業」に分けて展開

E-style中学部国語科主任の實方です。

未曽有の事態で世の中に大きな変化が生じている今、変化の必要性、その中で変化しないものは何かを考える今日この頃でございます。

先日、中学1年生の映像型授業において「9月入学について」自分なりの意見と理由を考えてくることを課題として出しました。その後のオンライン型対面授業において、予想していたよりもたくさんの考えが飛び交い、生徒諸君の能力の高さを改めて実感しました。その中で、はっと気づかされる考えがありました。4月入学推奨派の意見です。「入学・卒業・出会い・別れをイメージされるものはサクラであり、それが日本人の心である。9月入学になることで日本特有の「四季」という文化が失われてしまう危険性がある、つまり4月入学は、ある意味日本の文化を体現している」と。9月入学推奨派の「国際標準に近づく」「学力保障がされる」という意見や4月入学推奨派の「家計の負担増」「幼児教育との接続」という意見が目立つ中で、世論に惑わされず自分なりの意見・理由をもつことができる、これこそ「自主・自立」の精神だと感じました。

コロナ禍において学習の形式が変化しました。しかし、思考・判断・表現を重視した学習はどのようなスタイルであっても変わりません。「どういうこと、なぜ」と考えることが学習においてもっとも大切です。E-styleでは当面、今まで通学型で包括的に実施していた学習を「映像型授業」「オンライン型対面授業」「通塾型対面授業」に分けて実施します。コロナ禍によって変化したことは否めません。しかし、コロナ禍によって気づかされたことも多々あります。その中で議論に議論を重ね、検証を行った結果、この形式が最善であると判断しました。

 

創設以来変わらない「合格のために、自立・自走できる生徒の育成」

上記のとおり、学習スタイルは変われども向かうべき道は変わりません。「合格のために、自立・自走できる生徒の育成」が創設以来変わらない理念です。受検生にとって最重要といわれる夏がやってきます。また非受検生にとっては大きな成長を期待できる季節でもあります。日本人の文化を大切に、今夏も大きく成長しましょう。

体験授業実施中です。夏期講習になる前に一度E-styleを体感してみてください。

思い立ったが吉日。一歩前へ踏み出す勇気が未来を変える。お待ちしています。

【映像型授業の撮影の様子】

 

【オンライン型対面授業の様子】

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