結果につながる努力をする

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執筆者

遠藤 幸治

大井町校校長・最難関都立高校対策数学科教務主任

適切な努力をして、成績につなげる。入試結果につなげる。

現代の子どもたちは、学校活動に習い事、そして遊びに忙しいです。技術の進歩により、いつでもどこでもだれとでもつながれる世の中になった分、取捨選択の精度が求められるようになったと感じています。

 

 

「努力した者がすべて報われるとは限らない。しかし、成功するものは皆努力している。」

大人気漫画の有名な名言でもあり、ベートーヴェンの名言でもあります。昔も今も、成功に努力が必要なことは共通しています。ただ、とにかく量をこなして努力をする、その先に成功があるのだという感覚ではない思考が、E-styleでは重要だと考えています。

 

では、どうするか。一例をお伝えいたします。

 

それは、振返りを言語化することです。

 

中3受験生には、学習計画表なる表を渡し、日々の学習を記録してもらっています。事前に1週間の計画を立て、実行した結果を追記し、週末に振返りを書く。計画を立てて実行できる生徒もいれば、その日暮らしの生徒もいます。しかし、最も生徒につっこむところは振返りの内容です。生徒とは以下の3点を軸に話をしています。

 

・計画は妥当だったか。妥当でなければその理由はなにか。

・予定通り実行できたか。実行出来たらその要因はなにか、実行できなければその原因はなにか。

・そもそもどんな目標に向けて計画を立てたか。目標に対する課題は明確か。

 

受験生ですから、基本的には勉強をします。教科ごとに課題が出るわけですから、課題もやります。ただ、自分は何を強化するために勉強をしているのか、そのために何を意識して勉強をする必要があるのかを考えて実行できている生徒は少ないのです。ゆえに、量はこなせているのに伸びている実感がない、といった不安に陥ってしまうのです。

こんなときに、上記の3点を軸に話を進めることで、気持ちが整理され、優先順位が整理され、意欲が改善されていくのです。もちろん、自走するまで毎週振返りをやることが必要です。最難関都立高校を志望する生徒でもこのコミュニケーションは必須だと毎年感じています。

 

今回は中3受験生を例に挙げましたが、他の学年でも同様のコミュニケーションをすることで現状を変えることができます。

 

授業があり、このコミュニケーションがあり、これらを継続することで適切な努力が結果につながる、そう考えてE-styleの担当は指導にあたっています。

 

中学生は、これから定期考査が近づいてきます。今なら変わる準備ができます。時間があります。

 

ぜひ、一緒に結果につなげましょう。

 

新中2・中3生向けに、新年度開講説明会があります。

2024年度【中学部】新年度開講説明会 | E-style(イースタイル) (eikoh-seminar.com)

 

ご連絡、お待ち申し上げております。

 

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