2学期スタート!都内各校、募集要項発表始まる

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執筆者

今井 正人

三鷹中等教育学校専門担当

9/2(月)より多くの小学校で新学期が始まりました。E-styleでも2学期の授業がスタートしました。猛暑の夏を乗り切り、一回りも二回りも成長した受検生たちがおよそ150日後の入試に向け、学習に励んでいます。

小6の受検生にとって、適性検査への対策と共に大切になるのが小学校の報告書です。区立の千代田区立九段中等教育学校では小4~6までの3年間、都立中では小5・6の2年間の学校成績をまとめて、小学校の担任の先生が冬休み期間に受検に必要な報告書を作成します。受検生にとっては報告書の点数を上げる最後のチャンスがこの2学期ということになります。適性検査対策の学習はもちろん、小学校の宿題や課題など、気を抜けない日々が続きます。

 

また、例年この時期は各校のホームページで募集要項が発表されます。自分の志望校の検査内容や時間など、昨年との変更はないか、必ず確認をしてみましょう。6月には東京都教育委員会から今年度の実施要綱が発表されています。昨年度より、インターネットを利用した出願が始まり、検査間の休み時間が30分に戻るなど、コロナ禍のときと変わってきた部分もあります。その一方で、コロナが5類移行になりましたが、感染症罹患等による追検査は昨年度も実施され、今年度も引き続き実施されます。今年度の最も注目すべき変更点は「男女合同募集」の実施です。昨年度まで、都立中では男子80名、女子80名といったように男女別の募集でした。しかし、今年度からは男女合わせて160名と男女の枠を設けずに募集するということになりました(今年度の各校の募集人員は10月に発表予定です)。昨年度、一足先に男女合同募集になった千代田区立九段中等教育学校の今春の入学者は男子60名、女子100名と女子の方が40名多いという結果になりました。各校の入学者の男女割合がどうなるか、次年度以降の受検生にとっては注目です。

 

これまでは男女別の募集だったため、男子は男子の中で、女子は女子の中での勝負でした。受検番号も男女で異なり、受検教室も男女別でしたが、今年度からは受検番号の区別がなくなり、男女同じ教室での受検になることが予想されます。もちろん、根本的な適性検査で求められる力は変わりませんので、しっかりと対策をした子が合格を勝ち取ることは間違いありません。E-styleでは都立専門校ならではの対策をしていますので、合格へ向けての最短経路をご案内します。

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