効率の良い学習習慣の確立へ ~自習室(i-cot)の効用~

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執筆者

今井 正人

三鷹中等教育学校専門担当

今年も残り1か月となりました。この時期になると小6の受検生は来年の2月3日の入試に向けて、過去問対策も佳境に入り、自分自身の課題と向き合いながら日々努力を重ねています。そして、5年生や4年生の生徒にとっては、現在の学習内容を確実に理解するとともに、次年度へ向けての準備期間でもあります。

E-styleでも来年2月より小学部は新年度を迎えます。新年度で良いスタートを切るためにもこの時期の学習が大切です。

しかし、例年この時期は寒暖差や空気の乾燥などによって体調を崩したり、小学校の行事やその準備などで時間をとられたりして、学習のペースが乱されてしまう人がでてきます。

一度ペースを乱してしまうと元に戻すまでに時間がかかります。

まずは、体調管理を最優先にし、具合が良くないときは無理をせずに休むことが大切です。次に、忙しいときほど効率良く学習することが大切です。切り替えを早くし、メリハリをつける、やるときはやると集中して行うということがいつも以上に大事になってきます。

 

効率の良い学習習慣の確立への一助として、E-styleの全教室に「自習室(i-cot)」が設置されています。

学習の効率を上げるための一つの方法として「環境」を変えてみてはどうでしょうか。

最も効果的なのは「場所」を変えることです。例えば、家で勉強するときは自分の部屋でしているけれど、本やゲームなど誘惑物が多くあってなかなか集中できない、リビングで勉強しているけれど、周りの家族が気になって集中できないなどと悩んでいる……。そのような人は、家から自習室へと場所を変えて学習することをお勧めします。

自習室をもう一つの勉強部屋として利用することで、学習への切り替えが容易になり集中力も上がります。また、何曜日の何時からは自習室で勉強するというように1週間の生活に組み込むことで、その時間は必ず勉強するという意識になるとともに計画的に学習を進めることができるようになります。

自習室を利用することで、空いている先生がいたらすぐにわからないところを質問できる、周りには同じように頑張っている仲間がいるから刺激を受けて頑張ることができるなど様々なメリットがあります。

また、5年生は来年に向けて、この時期の6年生がどのように学習をして受検を迎えようとしているのかを見ることができます。受検生になった来年の自分をイメージしてモチベーションアップにつなげたり、自分自身の志望理由を改めて考えるきっかけにしたりするのもよいでしょう。ぜひ自習室を活用してください。

 

学習を効率良く行うためには、普段の生活から効率を意識して行動することが大切です。整理整頓を行う、時間に正確に行動する、やるべきことに優先順位をつけて計画的に実施するなど、普段の生活からお子さまが自分でできることを増やしていけるように、家庭内で何かしらの役割を与えるということも良い方法の一つです。そうした普段の習慣が必ず学習へも好影響を与えます。より良い学習習慣の確立へ、E-style各担当が全力でサポートいたします。

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