今年の悩み、今年のうちに!

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執筆者

中野 昌典

飯田橋校校長・九段中等教育学校専門担当・最難関都立高校対策社会科教務主任

休みを利用して学習のまとめを意識しよう

E-styleの中野です。小学校も中学校もほとんどの明日から冬休みに入ることかと思います。
E-styleでは冬休みに入る前に冬期講習がスタートしていますが、授業と共に休みを利用して学習のまとめを意識しましょう。
今回は「中学部主任が伝えたいことシリーズ」として家庭学習の方法の一つについて私なりに伝えたいと思います。
E-styleの皆さんは授業時から解き方の説明をすることをどの科目の先生たちからも触れられているはずです。
「なぜその答えになったのか?」「どう考えましたか?」などですね。
社会の授業動画では、おそらく学校の授業でも様々な背景についても説明されているでしょうからノートを取り逃さないように。
そしてそこで家庭学習でも同じことを聞かれているつもりで問題演習に取り組むようにしましょう。
受験(受検)生はまさにその境地に達している生徒もいるのではないでしょうか。
問題を見て、
(〇〇先生の授業だったらここで説明を求めてくるから、ここでの解き方を説明できるようにしてみよう)
などと繰り返してみてください。

 

ポイントは写したノートの中身を繰り返し説明すること

小学校も中学校もほとんどの明日から冬休みに入ることかと思います。
学校のものもそうですが、ただ単に授業のノートをきれいに書き写すだけというのは学力向上の効果をあまり感じません。
ここで大事なことは何となくわかってきたと思いますが、どの科目でも写したノートの中身を繰り返し説明することがポイントです。
人の記憶は2日ほどでその日に覚えた半分以上のことを忘れてしまうと言われていますので説明ができるようになれば理解を深めることができ、そこから学力の定着につながります。
E-styleの皆さんは普段の授業で取り組んでいることではあるので違和感なく取り組めるはずです。
難しいと感じたあの問題、時間がなくて解ききれなかった問題、今年のうちに解き方や考え方を説明できるように挑戦してみましょう!

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