考える時間、とれていますか?

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執筆者

石原 裕一郎

公立中高一貫校受検指導統括責任者

思考力・判断力・表現力を正しく鍛えるために

錦糸町校小学部主任の石原です。

錦糸町校では、現在1学期の保護者面談が行われています。そこで多くの相談を受けるのが、家庭学習の進め方です。ほとんどの小学生は、塾よりも家で過ごす時間のほうが多いはず。合格のためにも、ポイントを押さえて取り組みたいですよね。

 

適性検査は、小学生に思考力・判断力・表現力を求める検査です。これらの力を正しく鍛えるために必要なのは、シンプルですが「ゆっくり考える時間を作ること」です。

時間がないと、どうしても宿題は作業になり、終わらせることが目的になってしまいます。また、間違えても暗記に頼るようになり、同じ問われ方でしか解けなくなってしまいます。こうした学習は、残念ながら合格可能性を大きく下げてしまうものです。

 

時間を作りたいと思っても、他の習い事などでなかなか時間が取れないのが実情だと思います。スキマ時間を活用するのはもちろん大切ですが、細切れにしてよい反復演習と、集中して取り組むべき思考課題はきちんと区別しましょう。そして、後者に取り組むときはぜひ、まとまった時間を取ってください。その目安を知るためにも、カウントアップのタイマーを活用するのがオススメです。

多くの受検生を見てきた立場として、改めて正しい学び方を伝えていく必要性を感じた1ヵ月でした。

 

E-styleで、学び方から身につけていきませんか? 興味のあるみなさんの参加を、お待ちしています!

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