「負けず嫌い」は伸びる

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執筆者

稲垣 佑介

白鷗高校附属中学校専門担当

「競争」を楽しむ気持ち、「負けたくない」という気持ちが受検生には必要

上野校小学部主任の稲垣です。まだまだ暑い日が続いていますが、気づけばもう8月後半です。夏休みが始まって約1か月が経ちました。学習が順調に進んでいる子もいれば、課題が思うように進まず苦労している子もいます。学習に限らず、計画というものは「立てる」「実行する」以上に、機を見て「修正する」ことが大切です。そういったことも含めて、この夏の「学び」にしてほしいと願っています。

上野校では、小学5・6年生については夏期学習課題の進捗一覧表を掲示しています。進めたページ数に合わせて担当がシールを貼っていき、棒グラフ状にするものです。初めのうちは殺風景でしたが、8月に入ると、他の子の進み具合を見て刺激を受ける様子が多く見られるようになりました。授業前後に自主学習室を使って課題を進めるお子さまも増えてきています。

また、小学6年生については、錦糸町校・巣鴨校・上野校の3校合同で、「算数チャレンジコンテスト」を実施しています。これは、理系の授業内で実施する計算問題の小テストで、全12回の合計得点によるランキングを随時発表しています。同じ校舎の子と競い合うだけでなく、他の校舎の子と競い合う経験はとても貴重なものです。校舎ごとの平均点も発表しているのですが、「今回は○○校に勝った!」などと、子どもたちが盛り上がる姿も見られます。

本番は何百人もの受検生たちと競い合うことになります。「競争」を楽しむ気持ち、そして「競争」するからには負けたくないという気持ちが受検生には必要です。負けたくないという気持ちがあれば、そのために惜しまず努力できるものです。E-styleでは、受検に必要な学力を身につけさせるだけではなく、こういった気持ちも育んでいきます。

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