E-styleの受検対策:2020年版

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執筆者

石原 裕一郎

公立中高一貫校受検指導統括責任者

さまざまなツールを駆使してパワーアップ!

錦糸町校小学部主任の石原です。

10月に入り、受検までの残り日数が刻一刻と減っていくのを感じる時季となりました。今年の外部模試は自宅受験のみ開催となるものもあるなど、例年とは一味違った直前期となりそうです。

とはいえ、行うべき準備は例年と変わりません。受検生のみなさんは、この時期に学んだことをしっかりと復習しながら、本番に向けての実戦力強化に力を入れていることでしょう。E-styleでは、本年の対応の一環として導入したさまざまなツールを駆使して、例年よりもパワーアップした対策を行っています。

たとえば、対面授業。オンライン型と通塾型を、目的に応じてハイブリッドに組み合わせた授業を展開しています。基礎内容の復習や、議論が必要な授業はオンラインで。小学校でも議論する機会はほとんどないと聞きますが、適性検査はさまざまな視点から理解を深める学習が大切です。多面的に見ることで、物事の本質をつかむ力は、一生の宝になりえます。一方、長めの制限時間を気にした演習や、今後の方針についての腹を割った話し合いは通塾で。周りも頑張っているという自覚は、受検生に必要です。畏怖でも馴れ合いでもなく、よきライバルとして切磋琢磨に励んでほしいと思います。

たとえば、Google Classroom。行った課題を写真に撮って、各校の専任担当とやり取りを行うためのツールです。例年であれば作文などの記述問題は、実施後の提出→受け取り→再提出→受け取りのサイクルで、少なくとも4授業日が必要でした。このやり取りをオンラインに移行させたのが、本ツールです。過去問題の提出などに活用しておりますが、錦糸町では、昨年より明らかに作文の再提出率が上がりました。また、やり取りを繰り返して作文が仕上がるまでの時間も大きく短縮されています。

今年の入試は例年以上に、「努力の質」が問われる入試になると思います。学校の休校期間に、どれだけの学習量を確保したのか。その反動でスキマ時間が短くなっている今、どのような学習を行うのか。お子様一人ひとりにぴったりのサポートを、多面的に行っていく所存です。

新年度に向けて、塾探しを始める方も多いのではないかと思います。E-styleでの学びに興味がありましたら、ぜひお気軽に教室までお問い合わせください。

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