春期講習が始まりました!!

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執筆者

馬渕 元三

立川校校長・南多摩中等教育学校専門担当

個々の課題を見つけて、解決しよう

八王子校の馬渕です。

2月から新年度が開講し、早いものでもう2か月が経とうとしています。この2カ月でも様々な形で生徒の成長が見て取れます。旧学年での模試の結果より伸びている科目がある、言われなくても自ら課題に取り組むようになった、他人の意見を聞き入れ自分を高めようとするようになったなど、様々です。

特に新小6の受検生は少しずつ受検生としての自覚が芽生えているように感じます。積極的に自習室を使ったり、分からないところを解決しようと先生をつかまえて質問したり。まだまだギアチェンジしていかなければいけない部分はありますが、皆さんがんばっています。小4・小5でまだ受検生でない生徒の皆さんも、先輩のすがたを見習って努力を重ねてください。自習室に来るといろんな「良い事」がありますよ!!

 

さて、春期講習が始まりました。講習中は学校が休みの分、学習時間をとれますね。学校から出る宿題は春休みの場合それほど無いと聞いています。ならば、塾でたくさん勉強するチャンスですね!!各校舎各担当の先生からの指示に従って学習は進めると思いますが、3学期を振り返って『自分の課題を見つけ解決すること』をお勧めします。

主に模試の結果になると思いますが、これまで実力を試してきた中で苦手にしている教科・分野・単元や、弱点である出題形式などを分析してみましょう。そもそも知識が身についていなかったとか、記述や作文がうまく書けないとか、適性検査型の問題にまだ慣れていないとか、個々に課題が発見されると思います。その課題を放置せず、この春期講習の機会に『何を』『どのくらい』『いつまで』やるのか、担当の先生と相談して個人課題を設定しましょう。そして解決しましょう!

今年の適性検査の問題は傾向の変化がありました。小問の数が減った分1問当たりの配点が高くなったり、これまで出題されていない分野からの出題があったり、複数分野の複合的な問題が出たりしました。今後も変化する可能性は大いにあります。ならば「何が出ても慌てない不動心」を得ることが必要です。また、適性検査はそもそも問題量が多く、45分で解けと言われるとミスを誘発するような構成になっていますので、本番での「平常心」「集中力」が求められます。

入試に臨む心構えをしっかり作り上げるためにも、この新年度のスタートでつまずくわけにはいきません!!自ら課題を発見し解決する姿勢を育み、大きな成長につなげる春にしましょう!!

 

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