中学部主任ってこんな人④
~数学科主任 遠藤幸治 ~

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執筆者

中野 昌典

飯田橋校校長・九段中等教育学校専門担当・最難関都立高校対策社会科教務主任

遠藤先生の学習面や夏の思い出などインタビュー

E-style中学部社会科主任の中野です。

連日オリンピック関連のニュースに自身も奮い立たされます。

中でも私は3×3バスケットボールの試合展開の速さに目を奪われました。

オリンピックで盛り上がるそんな中、社会科としては見逃せない、7月新たに世界自然遺産に認定された「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」については敏感にならざるを得ません。要チェックです。

 

さて、タイトルにもありますが中学部連載シリーズ、今回は数学科の遠藤先生です!

待ちわびた生徒の皆さん、保護者の方々もいらっしゃるかと思います。夏期講習真っ只中ですが遠藤先生の学習面や夏の思い出などインタビューをしました。そこでは今からでは想像できない少年時代や、遠藤先生の授業の原点のようなものに触れたように思います。

 

【どんな少年時代を過ごしたか、夏休み中などは?】

小学生の頃はひたすら水泳に取り組んでいたようですが、とにかく水泳の合宿が嫌で嫌で仕方がなかったそう。そして、今の遠藤先生からは想像できませんが精神面が非常に弱く、仮病で習い事を休んでしまうことがあったそうなんです。さらにご両親のお仕事の関係で転勤が多く、たくさんの苦労があったのではないかと思われます。

そんな遠藤少年のネガティブなマインドを変えるきっかけとなったのは東京に転勤となり、そこで出会った中学の担任の先生が大きな影響を与えてくれたと振り返ってくれました。

 

【数学科の遠藤先生、数学に興味をもったり、得意になったりしたきっかけは?】

算数はできても数学になってから苦労した私が一番聞きたかったところです。みなさんも気になりますよね?自分のペースでどんどん単元を先に進めることができる塾に通い、またそれが楽しくて学年以上の単元の学習まで進められるようになっていった…

そんな遠藤少年は気づいたら算数も数学も得意になっていたとのことです。やはりここには勉強の原点が表れていますね。

「好きこそものの上手なれ」この言葉に尽きると感じました。理系つながりで理科も好きだったのかと思いきや社会のほうが興味をもって勉強ができていて、理科はむしろ嫌いな科目だったそうです。

ですがこんな遠藤先生も、高校、大学と上には上がいるという大きな挫折を経験したと語ってくれました。

 

【そんな大きな挫折をどうやって乗り超えてきたか?】

高校時代であれば、定期テストの点数はよく取れるが実力テストになるとなぜと思うぐらい点数が伸びない。上に追いつこうと思ってもなかなか追いつけない、常に上には上がいるということを思い知らされたとのことです。しかしそこで努力を怠ってしまわぬように、努力し続けるしかないと考え、実践したことに遠藤先生の強さが感じられます。

暗記の必要なものなどは努力で何とかなるものの、その他に足りないものがないか…

そこで掴んだものが今の遠藤先生の授業で大切にされている思考力が身につき始めたそうです。中学生で強くなった精神面が高校時代も含め、その後の挫折を乗り超える力になったに違いありません。

こんな経験から「考えて、決断させる」そんなことを意識された遠藤先生の授業が展開されています。

こんな背中を見ながら今日の数学はどんな授業だろうと数学の苦手な私もたまに覗かせてもらっています。

E-styleのどの先生たちも今回の遠藤先生のインタビューのような挫折を乗り超えてきています。困ったとき、悩んだときぜひ先生たちにぶつけてみてください。

E-styleで皆さんをお待ちしております。

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