E-styleの井上です。
都内公立中入試本番の2月3日まであと100日を切った今、受検生にとって何より大切なことは、何でしょうか。もちろん、蓄えてきた力を本番で発揮できるよう、体調を整えることは言うまでもありません。今回はこれからの学習面で大切なことについてお話いたします。
まず、大前提として、受検直前になって新しい問題集に手を付けたり、学習方法を変えたりすることは良くありません。不安の増大につながりやすいからです。それよりも、今までの頑張りを完成させることに専念したほうが得点力向上や合格に結びつきます。いわゆる「復習」です。
ただ、子どもにとって、この「復習」が一番苦手としている分野です。
E-style錦糸町校の小6生は、夏休みから解いてきた全国の適性検査が入っている対策問題集の数字替え問題である、通称「卒業テスト」を11月から取り組ませています。その主たる目的は、自分の復習の甘さに気付かせる、ことです。一度解いている問題ですから、復習をしっかりとしていれば解ける問題のはずが、うまく解けない人が多くいるのが現状です。これは問題を解いた後の復習の甘さが原因です。
しかし、復習も、ただやみくもに一度解いた問題を自己判断で解き直していても意味がありません。そこには大人が介入して、大人が判断して復習させることが一番力になるのです。卒業テストでは、我々担当が答案を分析し、ひとりひとりの課題に気付き、アドバイスをすることで、復習の大切さに気づかせています。
入試まで100日を切った今こそ、「復習」の精度を上げて、これまでの頑張りを完成させていきましょう。
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