いつも通りを新化させよう

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執筆者

遠藤 幸治

大井町校校長・最難関都立高校対策数学科教務主任

やったつもり、わかったつもり、今年のうちに「つもり」を解決して新年を迎えましょう。

 

私が担当するとあるクラスで、最近気になったニュースを話題にすると一様に渋い表情をしました。聞いてみると、ニュースをあまり見ていない生徒が意外に多く、驚きました。受験学年のクラスだったとはいえ、思考が固くなってしまうことに不安を感じました。そして、読書についてもさほど習慣になっていないとのことでした。学校読書調査によれば、2023年5月1カ月間の平均読書冊数は、小学生で12.6冊、中学生で5.5冊、高校生で1.9冊とのこと。私自身、2年前の読書冊数は1カ月1冊未満でしたが、今年は1ヵ月5冊ほどになり2年で5倍に増えました。言うは易く行うは難し、と思っていましたが、一歩踏み出すと意外にも継続できており、日々の生活に活かされていることも実感しています。

 

冬は、受験生にとっては追い込みの時期です。今までをふまえて、行動を新化できることが合格につながります。そのためのポイントを3つお伝えします。

 

  • 情報は十分に集められているか

入試傾向だけではなく、過去問演習から見える課題、担当の先生から見える課題を整理できているか、今一度確認をしてください。ここは総力戦です。自分、家族、そして授業担当の先生、全方位からの情報を集め、今やることを決めて行動しましょう。

 

  • 思い込みをしていないか

作文は苦手、英語は苦手、だから後回しにしている、こんなことがあったらすぐに行動を見える化しましょう。実は、やっていないから苦手になっているだけな場合があります。もちろん、すぐに改善するとは言えませんが、学習量が増えることで一定のラインまで改善する見込みは期待できます。

 

  • 他者の意見を取り入れているか

他者から見た自分はどう見えているのか、週1回ペースで意見を聞く機会をもっているでしょうか。授業で解説を受けた問題を再現できなかったり、宿題で正解した問題を聞くと説明ができなかったり、と実はわかっていなかった問題というのは出てきます。これを早期に発見するには、相手を伴って学習する機会を増やすことです。授業担当の先生が最適ですね。

 

 

E-styleの指導はこれらをふまえて行っています。個人差はあれど、ここまでをやれることで、いつも通りの行動が新化し、それが合格につながっていきます。

 

冬期講習が目前に迫ってきています。

 

ぜひ、一緒に新化をして新年を迎えましょう。

 

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