1月受検のススメ

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執筆者

中野 昌典

飯田橋校校長・九段中等教育学校専門担当・最難関都立高校対策社会科教務主任

2024年に入り、ほどなくして埼玉県では私立中の入試がスタートしました。1~2週間後には千葉県でも私立中の入試が解禁となります。E-styleの各校でも1月に行われる適性検査型の試験の受検(験)をおすすめしております。

これまで毎月のように模擬試験を受け続けてきた受検生も多くいますが、1月の直前期には模擬試験はありません。せっかく塾内模試や外部模試でも初見の問題に対する戦い方や問題に向かう上での緊張感について慣れてきたのに…

ここからは「模擬」ではなく、本番の試験です。本番でしか体感することのできない雰囲気や会場に入ってからの例えようのない空気感、いずれも子どもたちには未知の世界を感じて2/3までの集中力を研ぎ澄ませていきます。

 

もちろん1月の適性検査型の試験も2/3の都立・区立中の適性検査とは問題は異なり、あくまでも練習という位置づけになりますが、もう一度何のための練習なのかを考えて臨まなければなりません。

 

  1. 当日のスケジュールは確認できているか、そもそもスケジュールを立てているか
  2. 当日のスケジュールを動かすための前日までの動きは
  3. 使用する交通機関を把握しているか
  4. 持ち物の確認は
  5. 持ち物の中身に不足などがないか

 

細かく数えだしたらキリがありません。家を出る時間や複数の交通機関を乗り継ぐこと以外は2/3と同じであるべきです。その準備で、その行動で、今の気持ちで、自分自身に合格できると言える。

 

もう準備万端です、という受検生と、少し背筋がピンとなった、という受検生の両方がいて欲しいと思いながら、我々担当陣も腕をまくってまだまだ熱い指導を展開します。

 

その力と、その心を磨き上げろ、強くなれ受検生!

 

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