子どもが勉強に自信を持つ方法

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執筆者

山﨑 志穂

公立中高一貫校受検記述指導主任

秋の深まりとともに、心も落ち着く季節となりました。

この時期のE-styleの教室では、2学期の保護者面談が行われています。今の学習の状況や、課題の共有、そして次の学年への準備と話題は尽きません。

 

そんな中とても嬉しい言葉をいただきました。

 

「通い始めてから国語の苦手意識がなくなりつつあるのを感じます」

「算数より国語の方ができると言い始めました」

 

どちらのご家庭も「国語が苦手」というスタートラインから通塾を開始しました。

 

E-styleの小学校3年生の国語では、都立中対策の長文に少しずつ慣れてほしいという想いから、少し上の学年の教材を取り扱っています。身近な不思議をテーマにした説明文ばかりで、問題もほぼ記述問題です。国語が苦手な子はさらに苦手になってしまいそうな印象すらあります。

 

なぜそうならなかったのか。

 

ポイントは「一緒に読むこと」です。国語が苦手な子に話を聞くと「この文章は何を言っているかわからない」とよく言います。子ども達が一人で文章を読むとき、実は知らない言葉があっても無意識に通り過ぎ、ざっくりと最初と最後だけを読む。そんなことが起きているのではないかと思っています。

 

ところが授業で一緒に読むと、一人で読むときにはない効果がたくさんあります。

知らない言葉は友達が質問してくれる。文と文の繋がりを先生が整理をしてくれる。聞かれたことに答えているうちに、自然と内容の理解が進んでいく。そして最後に問題を正解して褒めてもらえる。

「なーんだ、できるかも!?」と思ってもらうことで、勉強への取り組みを前向きにしていきたい。特に都立中を目指すにあたっては長文に慣れていることと、正しく文章を読み取る力は不可欠です。

 

低学年はこの「一緒に読むこと」を最も楽しめる時期だと思っています。

 

もし、2~3年生で「国語に苦手意識がある」と思われている方はぜひE-styleの授業を受けてみてください。苦手意識が変わる瞬間に出会えるかもしれません。

 

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