小3だからこそ勉強が楽しい

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執筆者

山﨑 志穂

公立中高一貫校受検記述指導主任

低学年のうちこそ勉強の楽しさを体感してもらえる唯一の時期

E-styleの山﨑です。
公立中高一貫校入試まであと70日となりました。受験生たちが入試に向かっていく中、新学年に向けての問い合わせが非常に多くなっています。
「公立中高一貫入試の対策は何年生から始めるのがいいですか?」
「低学年の内に作文など書かせたほうがよいのでしょうか?」 「読解力が心配で・・・このままで受検ができるのかも心配です。」
いろいろあるお話の中で、特にいつから受験の準備をしたほうがよいかという質問がとても多いと感じます。

それに対して私は「勉強が楽しいうちに始める」ことを提案します。
人は多かれ少なかれどこかで勉強の挫折を味わいます。私の挫折は中学校1年生の数学でした。それまで勉強で困った記憶はほとんどありません。けれどそれと同時に勉強が楽しかった記憶もないのです。今振り返ると、田舎に住んでいて塾もなかったので、一人で通信添削や学校の宿題をこなす日々の中、褒められることが少なかったからだと気づきました。(その後、通った塾で勉強の楽しさに目覚め挫折を乗り越えていきました)

受験勉強も同じだと考えます。辛いことや苦しいことももちろんありますが、学ぶ喜びや楽しさも実は同じだけあります。喜びや楽しさが最後まで頑張り続けられる原動力になります。大切なのはそれを「感じとれるか」ということです。
高学年になると必然的に勉強の負担が大きくなり、楽しさを感じにくくなります。
一方低学年はどうでしょうか?

私は勉強の負担が少ない低学年のうちこそ勉強の楽しさを体感してもらえる唯一の時期だと思っています。

 

思考することの楽しさを体感するE-styleの授業

勉強の楽しさにはいろいろありますが、E-styleの3年生の授業は「国語・記述」に特化した授業の中で、思考することの楽しさを体感することができます。
身近な不思議をテーマにした説明文を読み、それについて自由に意見を交わしあい、記述問題に挑んでいく。その記述も高学年が解くような問題が多くあります。

授業の中では自分の意見が認められ、記述を解く力も次第にレベルアップしていく。
想像するだけでわくわくしませんか?
「塾が楽しみで待ちきれない」
「読解はまだ苦手意識はあるようだが、塾の時間は好んで行く」

そんな彼らが数年後、「入試までも楽しめる受験生」になるのが私の楽しみです。

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