この夏、体験学習や学校見学にぜひご参加を

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執筆者

中野 昌典

飯田橋校校長・九段中等教育学校専門担当

小学校が夏休みに入り、E-styleでも7/24から本格的に夏期講習がスタートしています。

校舎によって時間割や4日間ごとの授業時間数は異なりますが、6年生には夏休み中を通して大きな課題が与えられ、4、5年生にもE-styleから夏休み中に実施する課題に取り組んでもらっています。

まずは学校の宿題優先に取り組むことを意識させ、通知表の評価も高めていきましょう。

 

都立(区立)を目指すのに私立中の併願が必要なのか、そうではないのかについては2024年6月のブログを参照してください。

ただ、昨年と大きく異なる点は東京都の高校授業料無償化という制度が、ある程度浸透したことではないかと感じます。実際のスタート予定は2026年度からという点には注意しなければなりませんが、都立(区立)中への影響が少なくないと思います。

 

そこで改めて都立(区立)・私立のどちらが合っているのかを見極めていく機会として、各学校の夏休み中に行われる体験学習や、説明会などに参加してみるのはいかがでしょうか。

 

私なりに見極めのポイントを挙げると、

 

① 保護者世代の学校選択とは大きく変わっていることを念頭に置くこと

② 探求的な学び

③ ICTなどデジタル活用に関する取り組み

④ グローバル教育

⑤ 図書室の蔵書数や学校の設備などの定番のポイント

 

特に①については大学進学実績だけに注目していてはいけません。昨今の大学入試の変化を踏まえて見極めることで、お子さまだけではなくご家庭の方針との思わぬミスマッチを防ぐことができます。

②③④の優先順位はお子さまの志向や、ご家庭での方針によって変わってきます。

この点では、千代田区立九段中等教育学校は都内の学校でも指折りの充実度であると感じています。

10月にも学校説明会が開催されますのでぜひ参加いただいて目にしてください。

 

私立だけではなく、都立(区立)受検の考え方も常に変化をしています。

E-styleで実施中の講演会や学力診断などの各企画にて教室に足を運んでいただき、ぜひともご相談ください。

そうすることで、私立併願の必要性の有無や我が家の中学受験に関する考え方などを改めて定めることができると思います。

 

8月後半には、小学3、4年生向けの講演会を実施いたします。

学校の選び方から今後の学習方針の決定まで、役立つ情報を入手いただければ幸いです。

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