都区立受検の学習を通じて得られる「一生モノの力」

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執筆者

馬渕 元三

E-styleご案内窓口担当

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日本漢字能力検定協会が発表した今年の漢字が発表されました。

毎年、協会のウェブサイトで全国に募集をし、最多得票の漢字が選ばれます。

「今年の」とはいうものの、募集・集計のタイミングを考えると、偏りがあったように感じましたが、みなさんはいかがでしたでしょうか。

 

1位は23,346票を集めた「熊」でした。

アーバンベアと呼ばれる市街地に出没するクマの報道が、連日ありました。

その地域に住む人の生活や経済活動に深刻な影響を及ぼしました。

また、熊の出没に伴って「人と自然との共存」についても考えさせられました。

 

ちなみに2位は 「米」で23,166 票を集めました。わずか180票の差でした。

米価格の高騰や備蓄米の放出など、日本人の主食である米について様々な観点のニュースが報道されました。

米に関する「生産から流通に至るまで」を、考えた年になりました。

 

このように、今年の漢字は世相を反映しています。

たった1文字の漢字ですが、1年を振り返る良い機会になりますね。

そして、年を経て様々に新たな社会課題が発生していることにも気付かされます。

 

それらの社会課題は「これさえやっておけば解決する」という正解があるものではなく、様々な視点をふまえ、未来のこともふまえた「最適解」を導き出さなければならないものに変化しています。

 

 

正解のない問いに対して、学生のうちから取り組む場の1つとして、探求学習が挙げられます。多くの都区立中では、入学後に探究学習に取り組みます。

1つの事象を深く掘り下げ新たな発見をして、そこに発生する課題を解決しようとする行為は、一生モノの力になるはずです。

そこでは、まず我が事として主体的に臨み、粘り強く取り組み本質を見極める姿勢が大切です。個人の力だけでなく、チームで協働して作業することも必要でしょう。

そのチームを引っ張るリーダーとして活躍するには、さまざまな考えを持つ人たちを束ねていく力も必要でしょう。

 

 

その都区立中の入試で実施されるのが適性検査です。

単なる知識や技能のインプットだけでは太刀打ちできない能力が問われます。

与えられた条件を整理し、論理的な思考で手順を組み立て、採点者に伝わる分かりやすい表現で記述・作文をしないと得点になりません。

 

都区立中の合格を目指すことで、受検勉強を通じてこれらの力は鍛えられます。
受検勉強が一生モノになるのが、適性検査対策の学習なのです。

 

 

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