適性検査当日まであと183日

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執筆者

沖 哲弥

立川国際中等教育学校専門担当

1日9時間の勉強時間を確保して課題に取り組む

小学部主任の沖哲弥です。勉強に励む塾生の様子です。集中して取り組んでいます。

さて、夏期学習では、学年ごとに目標学習時間を決めています。小6生なら400時間です。小5生は300時間。小4生が200時間。小6であれば、毎日9時間ほど勉強時間を確保すれば、400時間を超えます。大学受験生は1日15時間などと言われますから、勉強漬けと言うほどではありません。そんなに勉強できないという声を聞きますがそうでもないのです。

理由は次のとおり。

睡眠を8時間とり、朝食・昼食・夕食に各1時間とり、風呂は1時間、自由時間も1時間、塾への移動に往復1時間とる。これで合計14時間です。実際は朝食や昼食に1時間もかかりませんから、自由な時間はもっとあります。ということで、残りの24-14=10時間が勉強時間として使えるのです。途中で小さく休憩を入れるなら、1時間ほど減らして9時間というところでしょう。

夏期講習前半が終わると、後半が始まるまでやや日数が空き、塾の授業がありません。ここで勉強時間を少なくしてはいけません。自習室を利用するなどして、きちんと一日9時間勉強時間を確保して、課題に取り組み、不得意分野をなくし、総復習を行う。そして、9月の模擬試験で結果を出す。

暑くてやる気が出ませんと言っている人がいましたが、みんなに平等に夏は暑いのです。そして、誰にも平等に夏休みは時間があります。これを目一杯使って他の人より多く実力を伸ばせるかどうか。それが、半年後の合否に大きく響くのです。

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