高校入試 併願校の考え方

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執筆者

實方 友輝

最難関都立高校対策指導統括責任者兼国語科教務主任

併願指導のポイント

中学部主任の實方友輝です。

まず始めに、11月より「E-style巣鴨校」が開校いたしました。都立中高一貫校のひとつである小石川中等教育学校と日比谷・西・戸山・青山などの最難関都立高校を目指す教室です。是非一度足をお運びください。

さて、入試まで残すところ4か月前後となりました。志望校から、受験(検)校になりつつある頃かと思います。そんななか、難しいのはやはり「併願校」ですよね。学校見学や個別相談会に行かなくてはいけないけれど、どこに行ったらよいかわからないであるとか、何校ぐらいどれぐらいのレベルの学校を受験するのが効果的なのかとか。そこで今回は「併願」について記述したいと思います。併願指導においてお伝えしていることは2つです。

ひとつは、「で」ではなく、「が」で選ぶこと。

もう一つは、第一志望校に合格するための併願と考えることです。

前者は、第一望校を抜きにして考えたとき、この学校「が」いいと言えることが大切だということです。たしかに、併願校は第一志望校が万が一不合格だったときの学校であります。しかし、「受験(検)は水もの」と言われるように、何が起こるかわかりません。奇しくも不合格になってしまい、併願校に行くことになった際に3年間劣等感や引け目を感じて過ごす、そんなつまらない高校生活は送りたくないはずです。ですから、ここ「が」いいと思える学校を探すことを強調しておきます。もちろん、我々は第一志望合格のために全力を尽くしますよ。

後者に関しては、第一志望校からの逆算をするということです。たとえば、進学指導重点校を目指す方であれば、自校作成問題ですから非常に難度が上がります。そこで、難関といわれる私立の附属校を受験するのです。難しい問題に取り組むことで学力向上につながります。基礎・基本ももちろん大事ですが、自校作成問題においては応用力が問われます。附属校の問題に取り組むことで対応力が身につくはずです。それが、結果的に第一志望に繋がるのです。

また、メンタル面の考慮も大切です。東京都は2/10~私学受験スタート、2/23都立入学検査ですよね。つまり2月までまだ高校生になれるという保証がないわけです。これは不安ですよね。1月は不安で勉強が手につかないという症状に襲われる生徒に毎年遭遇します。さらに直前期に勉強ができないことで不安になるという悪循環が発生します。これを防ぐためにも、1月に私立入試が行われる、埼玉、千葉の受験をお勧めします。早い段階で合格をとること=高校生になる保証を得ること→安心→落ち着いて第一志望を考えられるといった循環になるからです。また、合格を得たという自信にも繋がりますからね。自信は大きな力です。

 

併願校も第一志望校合格のためのひとつの要素

総じて言えることは、併願を単なる「併願=第一志望不合格だった場合の保証」として考えてはいけないということです。

併願校も第一志望校合格のためのひとつの要素なのです。合格に向けての戦略であるということですね。我々は合格に向けて塾としてでき得る最大限の要素を提示いたします。

E-style錦糸町校の中3生全員が充実した受験となるように。

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