高校入試直前期

教師の写真

執筆者

實方 友輝

最難関都立高校対策指導統括責任者兼国語科教務主任

意識次第で世界の見え方は変わる

中学部主任の實方です。12月になりましたね。直前期です。しかし、都立入試は2月ですからまだまだやれることはたくさんあります。本日はこの時期に意識しておかなければならないことを確認します。

【願書について】

12月中旬から願書提出が始まります。願書に関する注意事項を確認しておきましょう。よく質問されるのは写真です。こちらは写真屋さんで撮るような本格的な写真でなくても大丈夫です。写真で合否が決まるということはないですからね(おそらく…)。冬期講習が始まる前に出願数分用意しておくのがよいでしょう。また志願理由に関してですが、適当に書くのではなく、マインドマップ等で自分の考えを洗い出してから未来から逆算する形で記述すると良いでしょう。面接等で問われた場合に一貫して答えられますし、学習のモチベーションにも繫がります。

最近ではインターネット出願が主流になってきていますので直前になって焦らぬよう、手順を見ておくとよいでしょう。

【冬期・1月の過ごし方】

この時期は悩みが尽きないものです。本当に受かるのかと。しかし、そんなのは合格発表日までわからないことです。いくら悩んだって時間の無駄です。他の受験(検)生も同じ時間与えられているわけですから悩んでいる時間の分だけ損しているわけです。だから、悩んでいるより行動です。不安に思ったらテキストを開きましょう。ただ新しいものには手を付けないほうがよろしいでしょう。今まで学習してきたものが身についているかの確認をすることがなにより大切です。また、睡眠の確保をしましょう。頭をフル回転させるためには十分な睡眠が必要だということは言うまでもありません。「1,5の倍数時間寝ると良い」とよく言われますので、中学生ですと6時間ぐらいがベストですかね。また起きてから3時間後に頭が完全に働くとも言われます。9時から試験が始まるとすると6時起き、0時就寝の習慣をつけるようにしましょう。

都立入試まであと69日です。あと69日「しか」ないと考え焦るのではなく、あと69日「も」あると前向きにとらえ、何ができるのか考えましょう。(やっぱり「も」が一番好きな助詞ですね。)意識次第で世界の見え方は変わるのです。体調管理も万全に。

カテゴリー

新着記事

アーカイブ