適性検査の「作文のきまり」

教師の写真

執筆者

石原 裕一郎

公立中高一貫校受検指導統括責任者

減点基準をしっかりと意識する

錦糸町校小学部主任の石原です。

E-styleでは本日、一般の方向けの講演会が行われました。

普段から、日記や学校の宿題で作文を書くことは多いと思いますが、適性検査ではそれが点数化される、という点が曲者です。

実際の採点基準は公表されていないのですが、過去に受検した先輩方の得点開示の結果から類推した減点基準をお伝えしていきました。

自分の作文に評価がつく、という体験は、生徒のみなさんにとってはなかなか刺激的だったのではないでしょうか。

受検が近づくにつれて、この減点基準はしっかりと意識する必要がでてきます。

作文がなかなか先生に評価されない……というみなさんは、仮名遣い・送り仮名・文法事項などの基本的なきまりと、抽象的にならないよう自分にとっての「事実(体験)」をはっきり述べることに、ぜひ気を付けてほしいと思います。

適性検査が測っているのは、与えられた文章を「自分のこと」としてとらえることができるか、という力だと私は思います。

アドバイスを活用して行動できる人は、大人になっても重宝されることでしょう。

その力を、この受検で身につけてくださいね。

写真は、生徒部屋で講義を行っているようすです。

今日の参加者は、みなさん学んだきまりを守って、しっかりとした文章を書くことができていました。その力を、これからもすくすくと育てていけるといいですね。

期待しています!

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