夏期講習に向けて①

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執筆者

林川 敬

吉祥寺校校長・武蔵高校附属中学校専門担当

「授業で確保できる学習時間」を確認しよう

吉祥寺校小学部主任の林川です。

いよいよ夏期講習が始まろうとしていますが。これまでも、夏は受検生にとっての「天王山」、その他の学年にとっても「総まとめや復習」の機会として、その後の学習に大きな影響を及ぼす季節でした。

ところが、今年の夏はこれまでとはまったく異なる意味合いを持つ季節になりそうです。

夏休みの長さが小学校によって大きく異なることにより、確保できる学習時間に差が生じてしまうかもしれないということは第一に気をつけなければならないことでしょう。早い学校は七月下旬から夏休みが始まりますが、八月十日前後から夏休みという学校もある訳ですから、それだけでも一週間から十日の差が生じてしまいます。私どもの夏期講習は夏休みの開始時期に関係なく授業が受講できるように時間設定しておりますが、中には夏休みの開始時期によって受講できない講座が生じてしまう塾もあると聞きます。今すぐにでも授業予定を確認し、「授業で確保できる学習時間」を確認しておくべきでしょう。「夏に頑張ろうと思っていたけれども、思ったよりも授業時間が確保できないぞ」・・・というような場合は、ぜひ私どもにご相談ください。

 

「オンライン双方向で学ぶか通塾型で学ぶか」という決断も必要に

次に考えなければならないのは、夏期講習の指導形態です。これまではグループ(集団)授業と個別授業の二者択一で選択するような考え方で大丈夫でしたが、今年の夏はそれに加えて、「オンライン双方向で学ぶか通塾型で学ぶか」という決断も必要になって参ります。これまでのイメージであれば、ライバルたちと切磋琢磨しながら教室でバリバリ勉強する・・・これが夏の学習イメージでしたが、今年はこのような特殊な状況ですから、まずは「安全・安心」、そして「バランス」が大切だと私どもは考えております。

「安全・安心」とは、しっかりと感染予防の態勢が整っていることはもちろんのこと、一クラスの収容人数にも気をつけたいところです。ガイドラインで示されている間隔を維持しようと思えば、収容人数にはおのずと限りが出て参ります。私どもはこれまでも「少人数制」でお子様をお預かりしておりましたが、一クラス十五人から二十人という学習塾も少なくありません。一クラスの人数の影響も今年は非常に大きくなると思われます。一方オンライン双方向授業はどうでしょうか。通塾型の授業と比較すればお預かりできる人数は多くできそうですが、「双方向」で授業を行うとすれば自ずと「適性人数」は決まってくるはずです。通塾型授業とオンラインでの授業にはそれぞれに良さがあります。E-styleでは、その両方のメリットを生かしつつ夏期講習の授業を設定しております。詳しいお話はいつでもさせていただけますので、ぜひご活用くださいませ。

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