#授業紹介

小学3年生の価値ある一体感

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執筆者

荒海 理恵

公立中高一貫校受検記述指導主任

自分の言葉でみんなに伝えることで、自信と経験を増やす

E-styleの荒海です。

夏期講習がスタートして1週間ほどがたちました。窓の外はなかなか晴れ間が現れず、画面越しで会う生徒との授業。例年の夏期講習とは異なる風景を目にしながら日々を送っています。

さて、今日はそんな中、私がふだん受け持っている小学3年生クラスのご紹介をします。E-style の3年生は4月に開講し、現在オンライン授業を行っています。1クラス最大で8名ほど、夏期講習は3日間の日程です。

「ナマケモノは本当になまけものなのでしょうか?」

先日はそんなテーマの説明文を題材にしながら、皆で考えたことを出しあいました。名前の由来はもちろん、『なまけもの』だから。でも、よくよく読んでいくと、そうではない一面も。

・・・本当は なまけものじゃないんじゃないかな? ・・・いやいや やっぱり なまけものだよ!

それぞれに、そう思う理由を添えて、自分の言葉でみんなに向けて伝える時間を毎授業の中で取り入れています。教室だと、生徒はお互いの顔が見えないけれど、オンライン授業では全員の表情が目の前に並んでいます。笑った顔や真剣なまなざし、耳をかたむけ頷いてくれる姿や、いっせいに注目をあびる瞬間など、生徒も新しい風景の中でそれを励みにし、またひとつ自信と経験を増やしていきます。

同じ場所にいなくても、今まで以上の一体感を持って、一緒にひとつのことに取り組む学びは小学3年生にとっても、とても価値のあるものだと感じます。

明日からはいよいよ8月。そして、やっと関東地方も梅雨に終止符のようです。季節が常に移り変わるように、私たちも新しい時代の中で留まることなく前に進み続けたいと思います。

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