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執筆者

山敷 淳史

巣鴨校校長・小石川中等教育学校専門担当

学んできたことを精一杯出し尽くした受検生

E-style巣鴨校の山敷です。

2/3は令和3年度の東京都公立中高一貫校の入試が行われました。

社会情勢の影響か例年より受検者数は減っている学校が多かったものの、当日の緊張感には変わりはありませんでした。

試験後の生徒たちはE-styleの教室に集まり、答案再現を試みます。

うまく力を発揮できた生徒、不安のほうが強い生徒、それぞれが様々な表情で答案を再現していました。

ただその答案を順番に見ていると、ここまで学んできたことを精一杯出し尽くそうとしているのが伝わってきて、胸が熱くなります。

 

受検生たち、おつかれさまでした。

まだ気持ちは切り替えられずにいると思いますが、まずは体を休めてください。

 

問題数が減少した今年の入試

今年の入試問題ですが、全体としては「問題の難度はあがったが、問題数が減った」というのが特徴です。

問題数が減ったのは、あるいは休校期間の影響もあるのかもしれません。

例年に比べて学習量が不足していることを前提として、問題数を減らしたと考えることもできます。(私立の難関校でも問題数を減らしている学校が多かったようです。)

あるいはそれとはまったく関係なく、過去の入試結果をふまえ、新たなスタイルを模索しての問題構成だったのかもしれません。

実際のところはわかりませんが、ただ「よく練られた問題である」というのは全職員が共通して感じたことです。

志が感じられながらも受検生への平等性を意識した良問だったのではないでしょうか。

 

結果発表は2/9

今はただ、祈って待つのみです。

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