努力を記録せよ

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執筆者

山敷 淳史

巣鴨校校長・小石川中等教育学校専門担当

夏の「疲れ」と「慣れ」で日々の学習が惰性的になりがちに

巣鴨校小学部主任の山敷です。

夏期講習も第2タームが終わりました。夏休みがはじまってすぐで元気とやる気いっぱいの第一タームと違って過ごし方の難しい期間です。まず「疲れ」があります。小6の場合毎日10時間学習を続けるわけですから、疲れないはずがありません。しかし最大の敵は、「慣れ」です。ふと気がつくと惰性で問題を解いているだけで、まったく成長していない日々が続いていた……ということもよくあります。

「なんのために勉強しているのか」をふっと忘れてしまうのでしょう。

必要なのは「やる気」。「もっと成長したい!」という気持ちが、日々の学習を意味あるものにしてくれます。

しかしやる気は、どこかのスイッチを押したら突然わきおこるものではありません。

がんばっている自分を好きになることが大事です。

どうすれば好きになるか?

自分のがんばりを、目に見える形にすることです。

 

がんばっている自分を記録しよう

E-styleでは毎日の学習をそれぞれが記録しています。学習時間・学習内容・テストの点数・日々の感想。書くことはたくさんあります。

最初は膨大に見えた夏期の課題も、こうやって記録していくと、着実に減っていくことがわかります。

また、自分の学習時間が着実に増えていくこともはっきりわかります。

この記録がたまればたまるほど、やる気は高まります。

夏期講習が終わったあと、本当の闘いがはじまります。

今はそれに向けて、着実に自分をみがきましょう。

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