【都立中受検】「都立第一志望だから私立は受けない」は危険? 合格率をグッと引き上げる「私立併願」の重要性

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執筆者

渡邊惇帆

飯田橋校校長/区立九段中等教育学校専門担当

こんにちは、E-styleの渡邊です。

E-styleでは、2月から学年が切り替わりましたので、既に4ヶ月、つまり1年の3分の1が終わったことになります。受検生の皆さんはあと3分の2年で受検を迎える時期です。受検生以外の学年の子たちも、同じ月日が経つと次の学年に上がります。1日1日を大事に過ごしていきましょう。

そんな時期に今回は「私立併願」について書かせていただきたいと思います。E-styleという塾は本来、都内にある11校の都区立中専門対策校です。よって、授業の中でも私立対策といったことは行っておりません。では、なぜ私立併願を重要と捉えるのか。いくつかの視点でお話させていただきます。

 

結論から申し上げます。都立中合格を勝ち取るため、そしてお子様の未来の選択肢を広げるためです。「私立併願」は極めて重要です。

今回は、都立中専門塾の視点から、私立併願を強くおすすめする3つの理由をお伝えします。

理由1:倍率「4倍〜5倍」の壁。メンタルを支える「お守り」になる

都立中の一般入試の倍率は、近年少し落ち着いてきたとはいえ、依然として3倍〜5倍という高い水準にあります。これは「3〜5人のうち1人だけ合格する」という、非常に厳しい戦いです。

「都立一本勝負」で2月3日の本番を迎える場合、お子様にかかるプレッシャーは想像を絶するものがあります。「落ちたら地元の公立中に進む」と決めていたとしても、12歳の子どもにとって「後がない」という状況は、当日の緊張や実力発揮に大きく影響します。

1月や2月1日・2日に私立中学を受験し、「合格(進学先)を一つ持っている」という安心感は、2月3日の都立中入試において最大のメンタルサポーター(お守り)になります。リラックスして本来の実力を発揮するためにも、併願は不可欠です。

理由2:近年の私立入試は「適性検査型」が激増している

「私立の対策をする余裕はない」と思っていませんか? 実はここ数年、多くの私立中学校で都立中の入試にそっくりな「適性検査型入試」を導入しています。

わざわざ私立特有の「4科受験(国算理社)」の猛勉強をし直す必要はありません。普段、当塾で徹底的に鍛えている「思考力」「記述力」「算数的なグラフ分析力」が、そのまま私立の入試で武器になるのです。

つまり、これまでの都立対策の努力をそのまま活かして、合格を勝ち取れる私立中学校が数多く存在します。

理由3:「不合格」ではなく「やり切った成功体験」で終わらせる

中学受検はゴールではなく、人生の通過点です。万が一、都立中との縁が結ばれなかったとき、「全落ち」で受験を終えてしまうと、お子様の心に「自分はダメだった」という深い傷が残ってしまうことがあります。

しかし、併願校から「合格通知」をもらっていれば、それは「自分の努力が認められた証」になります。

「第一志望には届かなかったけれど、〇〇中学に合格できた! 自分の頑張りは無駄じゃなかった」と、胸を張って次のステージ(中学校生活)へ進むことができる。この成功体験こそが、高校受験や大学受験でリベンジするための大きな原動力になります。

まとめ:選択肢を広げることが、本命合格への近道

「私立はお金がかかるから……」というご不安もあるかと思います。しかし最近では、成績優秀者に向けた特待生制度(授業料免除など)を設けている適性検査型の私立中も増えています。

都立中高一貫校という素晴らしい環境を目指すからこそ、その万が一の受け皿、そして本番の爆発力を生むためのステップとして、私立併願をぜひ前向きにご検討ください。

「我が家の場合は、どこを併願すればいいの?」 「適性検査型を導入しているおすすめの私立は?」

など、具体的な併願プランでお悩みの方は、いつでも当塾の面談にてお気軽にご相談ください。お子様に最適なロードマップを、一緒に作っていきましょう!

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