報告書点の重要性について
執筆者
表野竜馬
白鷗高校附属中学校専門担当
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所属教室
通知表は、都区立の中高一貫校の入学システムにおいて、本番である2月3日の適性検査の得点と合わせて、入学の合否を決めるとても重要な要素の1つです。具体的には、9教科(国語・社会・算数・理科・音楽・図画工作・家庭・体育・外国語)それぞれについて、3段階(1から3まで)の評定としてそれをさらに数値化し、その合計値を「報告書点」として検査当日の得点とあわせて「総合成績」に付け加え、入学者の選抜を行っています。こちらの重要性について、改めて確認してみましょう。
◇ポイント1 学校の通知表の成績は、換算後に当日の得点に加算される。
中高一貫校それぞれが、評定の換算値を決めているため複雑ですが、各学校に共通している点は、通知表で「よくできた」の数が多いほど、報告書点が高くなるということです。また、総合成績に占める報告書点の割合は、学校ごとに独自に決めることができ、2割(20%相当:三鷹・両国・九段など)から3割(30%相当:桜修館・大泉・富士)までとなっています。受検する学校の報告書点の割合は、受検戦略上も大切ですので、必ず押さえておきたいところです。
◇ポイント2 2年間(小5-小6)の合計値で決まる!
都立高校の一般入試では、通知表の評定(5段階)は中学校3年時のみが内申点(調査書点)として利用されますが、都立中高一貫校の場合は2年間(小5-小6)の通知表評定が報告書点の評価対象となっています(※千代田区立九段中のみ小4時も報告書点に加算されるため3年間)。受検を考えているみなさんはこの2回あるチャンスを前向きに考えて、小5のときからしっかりと通知表で納得のいく成績をとれるよう、日頃から学校生活でしっかりと積極性を発揮し、テストや提出物にもしっかりと取り組みましょう。
◇ポイント3 満足のいく評定をとるために…(夏にできること)
ここまでで、通知表の評定(調査書点)の大切さが確認できたかと思います。学校が夏期休暇で休みとなる今だからこそ、日ごろの自分の行動を振り返るよいきっかけになるでしょう。特に、3学期制の場合では7月には通知表が返却され4月からの4か月を振り返って改善することができますし、2学期制ならば10月の返却までにまだ挽回できることがたくさんあるはずです。夏休みは、学校から課された夏休みの宿題などは計画的に進めるとともに、受検に向けて正しい学習習慣をつけるチャンスですから、この機会を上手に活用し有意義な夏休みを送れるようにしましょう。
◇さいごに
この夏休みの期間は、勉強にあたって普段以上に塾の先生たちと過ごす時間が多くなる時期です。E-styleには中高一貫校指導のプロが在籍しておりますので、学校や夏の過ごし方などでお困りでしたら、遠慮なくお声がけください。
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