【公立一貫校受検】「適性検査」過去問演習の正しい進め方 点数で一喜一憂しない!秋からの過去問活用で「記述力・分析力」を伸ばすコツ

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執筆者

渡邊惇帆

飯田橋校校長/区立九段中等教育学校専門担当

夏期講習が終わり、9月からは本格的な「過去問演習」の時期に入ります。特に公立中高一貫校の「適性検査」は、私立型の試験とは出題傾向が大きく異なります。「何から手を付ければいい?」「記述が書けなくて自信をなくしている……」とお悩みの保護者様へ、9月からの正しい過去問活用法をお伝えします。

 

ポイント1:適性検査の過去問は「点数合わせ」ではない

ありがちな失敗: 採点結果の「〇〇点だった」に一喜一憂し、解きっぱなしにする。

正しい捉え方: 適性検査の過去問は、志望校の「出題者の意図(どんな考え方を求めているか)」を知るための資料として使う。

最初は時間が足りなかったり、記述が白紙だったりしても当たり前です。現時点で「何が足りないのか」を可視化することこそが第一目的です。

 

ポイント2:秋の過去問演習の鉄則

ありがちな失敗: 自分が大事だと思ったところにだけ線が引かれている。

正しい捉え方: 授業や過去問題集の解説で大事だとされているところに線が引かれている。

大切なのは、問題文の「条件」に線を引きながら読むことで減点のない答案づくりができるようになることです。

  • 適性検査は「条件の読み飛ばし」が最大の失点原因です。問題文中の「何を・何文字で・どのように書くか」を把握するクセをつけます。

最初は「時間の計測」をしつつも最後まで解き切る粘り強さを重視しましょう。

  • 最初は時間を過ぎても構わないので、作文や記述を最後まで書ききる経験を積みましょう。

 

ポイント3:大人と一緒に取り組む「解き直し」のコツ

適性検査は「模範解答と自分の答案を見比べる作業」が極めて重要です。

  • 模範解答の「キーワード」を探す: 模範解答に含まれている必修キーワードが自分の答案に入っているか確認します。

「なぜその答えになるのか」を言葉で説明させることも重要です。答えだけを書かせる問題は、都立中では少なく、多くが記述式解答です。

  • 周りの大人が「どうしてこう思ったの?」と問いかけ、生徒自身の言葉で説明させることで、論理的思考力が深まります。

 

適性検査の記述力や分析力は、過去問演習と丁寧な振り返りを重ねることで、秋以降に一気に伸びていきます。

E-styleでは、お子様が書いた記述答案の添削指導や、一人ひとりの弱点に合わせた学習計画のサポートを行っています。過去問の進め方に迷ったら、いつでもご相談ください!

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