都区立中の入試倍率

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執筆者

林川 敬

吉祥寺校校長・武蔵高校附属中学校専門担当

2026年度の一般枠の実質倍率は、最も低かったのが武蔵高等学校附属中の約2.01倍、最も高かったのが三鷹中等教育学校の約4.32倍で、都内11校の合計は約3.32倍(前年から0.07ポイント減)となりました。従来の40人学級から35人学級への移行を目指す段階での募集定員減の影響が懸念されましたが、今年度は段階措置として38人学級での募集人数となりましたため、倍率は微減となっています。

都区立一貫中の開校当初は10倍を超える学校も多かったため、その頃と比較すればかなり下がってきている感じがいたします。肌で感じる厳しさは比べるまでもありませんが、当時は合格のための対策が手探りの状態だったため、「どうしたら合格できるのか」のメソッドも確立されていませんでした。小学校で誰もが知る優秀なお子さんが合格できなかったという噂を聞き、「あの子が合格できないなんて……」と受検自体をあきらめてしまう方も少なくなかったと記憶しています。

現在では、「何を」「どのように」「どれくらい」対策すれば合格に近づけるかが解明されてきていますので、都区立中一貫入試を専門的に対策している学習塾に通えば、相応の確率で合格できる入試になってきました。それに加えて、東京都では高校の授業料に助成金が支払われるようになりましたので、1科目で受験できる学校や、適性検査型の試験を行っている私立中高一貫校を併願校=進学候補校にできるようになりましたので、以前より安心して都区立一貫中が受検できるようになっています。言うなれば、今はチャンスの時期なのかもしれません。

 

E-styleでは、外部の方向けに「講演会(説明会)」を行い、都区立中一貫入試の盲点や誤解などを解き明かしながら合格への独自メソッドをお話ししています。私立中高一貫校と迷っている……そんな方でも結構です。ぜひ、一度お話を聞きに来てください。お待ちしております。

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